2016年06月16日

黒い天球儀

ず〜っとあたためていた課題に取り組みます。
黄道コンパスをつかい、黒い球体にマジックの線を引きました。
なんとか線はわかるので、黄道にそって星座シールを
少しずつ貼っていきます。できました。
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あとはこの黒い天球儀にシールの星に合わせて穴をあけます。
明るい星は少し大きめに、暗い星は小さめの穴をあけます。
中に光源を入れればプラネタリウムの投影機のできあがりです。
  黒い天球儀=>プラネタリウム になります!!(予定?)

なので、穴をあける前に光源を超高輝度LEDで試作
する必要があります。はたしてできるのか?
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2016年06月13日

(天動説・地動説自由自在マシーン)を安価なモーターで

またまた天球儀ネタです。これはもはや私のライフワークです。
 黄道がうまく引けたので、星座を一つ一つ、なるべく細く切りながら
貼り付けました。そしてそれが終わったので今度はモーター取り付け。
リーマーで南半球の下の穴を拡大し、ギヤ付モーターを接着剤で南半球につける。
このギヤ付きは秋葉原の千石で購入。たしか250円とか200円とかだった。
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さあ、今度は軸です。あわてないで少し置いときましょう。
竹ひごにするか、それともステンレス棒にするか、どちらにしても3mmなら
モーターのほうの穴を2mmから3mmに拡大しなければならない。
2mmのピアノ線も買い置きがあるのだが・・・。
または天球回転方式でなく、自由自在はやめて地球だけ回転させてそこに
置いて観察させるようにするか・・・。すでに一つ作ってあるので、これは
違う形の方がおもしろいかな?と思うのです。人にあげるなら別ですが。
(これまで結構押し付けで、あげてきましたが・・・((笑)))
私のライフワークはこの天球儀を広めることだと思っているからです。
おかげさまで天球儀つくりの教室も3年目になります。(モーター付きでなく)

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又は軸を途中までにして地球を少し大きめの2cm球にして中に置き、極小の人形を
北極・赤道・中緯度に挿して置くとかも考える。

これが終わったら黒球体に星座シールを貼り、それをもとに星の部分をドリルで穴あけをしてプラネタリウム作りに着手しようと思う。黒の球体は実に購入してから15年以上たってしまった。あとは光源を中に入れる予定。超高輝度のLED?またはシンプルに豆電球か? 天球儀がプラネタリウムになることを証明したいですね。
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2016年06月12日

黄道設定コンパス考案


天球儀作りでは、プラスチック球(PETだが)に黄道を引くのに苦労している。
新しいやりかたを今日急にひらめいた。公転面の極からコンパスで円を描けば
いいんだ!!と・・・。さっそく製作開始、ばらしたハンガーの針金を使う。
マジックをホールドする部分をペンチでスプリング上に巻く。結構難しい。
なんとかマジックが挟める。12cm球なので、天の北極より2.4cm冬至点に
向かってずらして中心を決める。もちろんいちおう天の北極と赤道で試してみて
マジックの位置は調整した。球体を回したら黄道が引けた!!
ちゃんと春分点、秋分点を通り、横から見ても一直線になっているので大丈夫!!
久々に教材開発をした気分である。15cm用ならもっとバランスはいいはず!(^^)!
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2016年05月15日

LEDを太陽電池に?

中3理科の教科書にLED5個並列で電子オルゴールを鳴らす実験が
のっているが、鳴らない。10個でも鳴らない。たしか以前24個くらいで
LEDを太陽電池代わりにして1個のLEDを点灯させていたのをみたことが
ある(科学部の部員が作っていた。)
昨今のLEDは高輝度であるので高輝度でないLEDならできるのかも
しれない・・・。モーターと発電機のように逆もできるというのはちょっと無理がある。
素直に太陽電池を持ち出せばいい。すなわち、LEDは電流➡光、太陽電池は光➡電流。

はなしは変わって、
東日本大震災のとき、停電になり、学校では防災倉庫から発電機を出して使った。
車のエンジンや、真空ポンプや発電機はふつう潤滑油(オイル)が必要。
(介護で使う痰の吸引器は必要なしのようだ。仕組みが金魚のエアーポンプみたいなのか?)
昔アマチュア無線クラブで発電機を購入し、オイルを入れずに回してしまったので
だめになり、交換してもらったらしい。ここでいうオイルとはガソリンでなく、潤滑油。
なので、素人は勘違いするかも。真空ポンプもしまうときもしオイルそのままなら傾けない
こと。こぼれてしまう。自動車も教習所ではかならず始業点検でオイルを確認するように
教えられている。また、発電機に関しては燃料はガソリンなのか、軽油?なのか確認して
入れる必要がある。手軽なところでガスボンベの発電機もある。
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2016年04月11日

紙コップで光通信

紙コップにアルミ箔を貼って、LEDや太陽の光を反射させながらしゃべると
光の強さが反射板の振動によって変化し、変調がのせられるというしくみ。

紙コップを2種類作って実験してみた。
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そこに穴をあけ、アルミ箔を飲み口のほうに大きくかぶせて周りをとめたもの(左)と、
もう一つは裏面にのりのついたアルミシールをコップの底に貼ったもの(右)。

どちらが良かったと思いますか?(受信はフォトトランジスタ使用)

前者はアルミ箔に声が響きすぎて、なんだかわからない。アルミの震動が目立ち、失敗。
後者が成功!声は普通にしゃべらず内緒話のような声(高音で)がベスト。
太陽が出てないときでもLEDを底にむけて照射し、反射させればOKです。

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2015年12月04日

月ー地球ー太陽の角度測定器(教材開発)

久々の教材開発です。ハレパネの切れ端がころがっていたので
こんなものを作ってみました。真ん中に穴の開いた分度器と、
月をのぞくファインダーを棒状のハレパネに貼り付け、分度器の穴に大きめのクリップを
1辺だけ90度開いてさしました。それだけでもいいのですが、
太陽の光が真ん中にさす時だけわかるようにしたいので、さらに
穴の開いたものをハレパネのあまりで作り、クリップに通しました。
これで太陽のある方にクリップが向くと中央のビーズ玉が照らされます。
月ー地球ー太陽の開き角度がこれでわかります。
昼間、白い月が出ているときに使います。
小学校の教科書(大日本図書「楽しい理科6年ー1」)に
この角度を測って月の形との関係を考える学習単元があったので作ってみました。
やってみてうまくいったら報告をコメントなどに書き込んでいただけると今後の
励みになるのですが・・。よろしくお願いします。

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2015年11月21日

月の満ち欠け早見盤、可動部型紙

手書きの文字をパソコンワープロの文字に変えました。
斜めのところは切り貼りです。サイズ縮小しました。
もとのファイルサイズのデータがほしい方はメールください。

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2015年11月14日

ハンガーの利用

いらないハンガーで天球儀の軸をつくってみました。
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2015年11月04日

デンプンの緩衝材

実験でデンプンを切らしてしまった場合、
どうしてもほしかったら、この緩衝材を使うのも一つの手か?
ただし、注意書きにもあるように食べられません。
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2015年10月11日

出前授業の小道具カバン(構想)

いつでもどこでも、すべての分野にわたって実験がすぐ演示できるような道具が
一つのカバンに入っていたらどうだろう。それを持ってフーテンの寅さんよろしく日本
全国を飛び回り、旅して授業をするという構想。
 なるべく多くの分野をカバーしたいので、同じものをたくさんいれるようなことはしない。
基本は演示用に一つだけとする。コンパクトなものがのぞまれる。
 演示がでできないものは映像でカバー。軽量のタブレットまたはパソコンを使う。
JPGファイルで映像を集めておき、スライドショーを見せる。ビデオファイルもDVDに保存。

ネタは自分独自のもの。教材開発してもなかなかそれを理解し、活用してくれるひとはいない。
やる気のある人ほど他人が作ったものなんて頼りはしない。それなら、ネタは自分だけのもの
として考えたほうがいい。ドラえもんのポケットみたいに次から次へ見たことのないネタが
出てきた方がおもしろいのではないか。

教材を開発して人の役に立とうというまえに、そのネタをとことん自分のモノにすること。
そんなことを今さらながらに考えている。
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2015年10月07日

目玉完成

網膜のスクリーンをどうやって作るか。
もう簡単にティッシュを水で貼り付けました。
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これで景色がスクリーンに逆さに映りました。完成です。
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2015年10月06日

眼球のモデルつくり

中二はちょうど感覚器官の学習にはいったところ。
そこで思いついた目玉。10cmのPET球があった。
天球儀用だったがこれを流用。
丸い箱カメラ=目玉と思ってください。

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あと網膜の部分に白いスクリーンをどうにかして作ります。
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水の中を伝わる音(水中スピーカ&マイク)

 公衆電話機の受話器のジャンク品です。
ラジオの音を水の中に導いて、それを水中マイクで拾い、
アンプで普通のスピーカを鳴らします。
アンプと普通のスピーカは100円ショップセリアで購入。
ラジオはあったものを使用。
マイクを水に入れたり出したりすると、音が聞こえたり聞こ
えなくなったりするので、水が音を伝えることがわかります。
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ちなみに、イヤホンでやってみましたが、一応音は聞こえますが
小さいのでアンプをもう一個使って2段増幅しないときついです。
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今日は帰りに理科ハウスに寄って館長さんとお話してきました。
音の展示で面白いものがありました。板に打った釘をプラスチックの棒で
なぞっていくと、あるピアノ曲が・・・・さあ、これを釘だけで見て
わかる人はいるでしょうか?奥の左から右へなでていって、終わったら次に
手前の左から右に演奏します。釘の高さは音符と逆になります。
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2015年09月29日

塩化銅の電気分解

炭素棒を固定するのにプラスチック段ボールを切ってそれに先ず目打ちで穴をあける。
次にこの穴を細め(ほぼ炭素棒の太さの物)のプラスドライバーをつっこみ拡大する。
これに炭素棒を差し込んで出来上がり。
炭素棒は銅がついてしまうので、すぐに落すか、時間的に余裕がない場合は多めに
用意しておくのが良い。そうしないと、次のクラスが使えないことになる。


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2015年09月11日

物質の三態(液体→個体 ろう)

ろうを熱して融かし、液体にしてから自然に冷やす。
かたまると体積が減る。
この実験はろうをビーカーに入れて最初は細かく削ったろうを融かすが、
固まったものをまた次のクラスで使いまわすと危険がある。
固まったろうの下の部分を融かすと体積が増え、ビーカーが割れるおそれがあるからだ。

しかし、今日中学校で見せていただいた実験は割れていなかった。
それは、「新しい50mlの小さなビーカーで、20mlしかろうを使わず、アルコールランプで
ゆっくり加熱した」ため、全体に熱が伝わり、個体の部分がふんばって押さえつけることがなかったので
割れなかったと思われる。
これを、
「使い古しの200mlのビーカーを使い、100mlのろうを使って、ガスバーナーで熱したら」
ビーカーの底にひびが入り、ろうが漏れ出し、金網にしみてススを出してもえることだろう。

今回は条件が重なり大丈夫だったが、場合によっては危険があることを知っておいてほしい。
湯煎ならいいと思うが・・・アルコールランプで、もしろうが燃えて、あわててひっくりかえしでもしたら
2次災害も考えられる。

なお、大日本の教科書では、なんmlとは書いてないが、写真では100mlのビーカーでろうを
50ml使い、ガスバーナーで加熱している。これだと、使いまわしをした場合、割れることも
あるかもしれない。(p95)教師用指導書にはどう書いてあるのだろう?こんど調べてみよう。
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2015年08月31日

教具増産中

 最近読み聞かせをはじめとして、公民館行事等で
紙芝居が見直されている。
 東北大震災を記録するうえでも、紙芝居を作っている
方がいらっしゃるそうだ。伝えて残すことはたいせつです。
この紙芝居というメディアは日本独特らしいが、CGにしろ
、4Kにしろ、イメージといっしょにメッセージが
伝わればいいので、そういった意味で紙芝居は非常に優
れたメディアの一つだと思います。私も宇宙の紙芝居を
作りこんでいこうと思っています。

さて、
反射の法則実験器が4つになりました。あと2つはつくらねば・・。
だんだん慣れてきて改良すべき点も見えてきました。工作教室の
ネタにするには今一歩作り方の手順・方法を洗練されたものに
しなければなりません。
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2015年08月23日

反射の法則実験器(改良案)

太陽光でスリットを通すとすごく明るい光線になるし、
安上がりで良いのだが、曇りの日など困る。
そこで、LEDを使おうと思う。電池は鏡の下に収納し、手前から
穴をあけ配線をだせばよいだろう。LEDは光線を細くするために
スリットを2枚通す予定。

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2015年07月13日

紙芝居の絵は一コマではない

一枚が語りによって何十秒も静止画になるため、その一枚の絵は一コマでなく
挿絵的なものになる。話に出てくる登場人物をできる限り描いたりする。
したがって話の筋がまだそこまでいかなくともある程度は我慢しなければ
ならない。そして自分の頭の中で登場人物を整理して想像しなければならない。
この想像力、創造力が見ている子供たちに要求され、また培っていくように
なるのである。
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2015年05月10日

MYビデオライブラリー

私のビデオライブラリーです。
高校講座地学、それも平野麻樹子さんが司会のころのが多い。
そのご、大沢さんの司会が2・3年?、さらにその後、番組編成が大幅に
変更、20分番組になってしまった。また、理科Bなどもあった。
その他、サイエンスZERO、NHKスペシャル、10minBOX、ナショジオなど。
高校地学、平野さんの時代はスタッフも相当力を入れていたと思う。良い内容でしかも
面白い。今見ても保存版だと思う。講師陣もよかった。地層のロケもすごい。しかし、
そのとき良い機器をもっていなかったので、録画は画質が良くない。大沢さんの時代になって
から、自分は画質をきれいに録画することができた。
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高校講座だが、中学校で教える教員がみておくとよい内容だ。
中学校ではもし自分が物理専門でも、あと化学、生物、地学をやらなければいけない。特に地学は
その中にさらに宇宙、気象、地層の3つがある。地学専門でない人にとっては手ごわい領域かも。
それは、実際のフィールドに行けずに学習しなくてはならないから。そういったときに、このよう
なビデオが役に立つ。例として・・・

岩石地層関係:きしみわれる大地、火山活動とその影響、多様な火成岩、鉱物の世界、火山とマグマ、
気象関係:夏から秋の天気、大気の熱収支決算、天気の変化と天気図、低気圧で知る日本の天気
宇宙関係:太陽系の誕生、宇宙は銀河でできている、太陽、惑星の素顔、母なる太陽の輝き
など・・・

面白い教育番組はそれだけで、授業法などの勉強にもなると思います。(というか興味を持てる)

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2015年04月05日

植物の押し葉に「パウチっこ」の出番?

 植物の勉強にはスケッチや写真という方法のほかに、実物の標本を
採取する方法がありますね。実物をいつでも見られるというのはいい勉強に
なります。「パウチっこ」つまりラミネーターは押し葉などのようなものを
シート状に密閉包装できるので便利です。
シダなどをラミネートしたらスマートに観察できるのではないでしょうか?
あまり立体的なものは向いていません。葉や花の作りを勉強するのに使えると
思います。教科書では花の花弁を分解して並べたり、おしべも並べて
セロテープで台紙に貼っています。それと同じですが、ラミネーターは遊び
ながら勉強ができると思います。植物のしおりつくりなどと言って工作教室の
ようなところで行ってもいいでしょう。
posted by レンズマン2 at 22:59| Comment(0) | 教具整備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする