NHK総合テレビ、今日の「ブラタモリ」では有馬温泉を調べていた。
有馬温泉は火山温泉ではなく、直接地中のマントルから岩石のひび割れの隙間を
ぬって600万年前に引き込まれた海水が上がってきたもの。その間に岩石に
含まれる鉄分や炭酸分などを溶かし込み、98度もの温度で湧き出している。
これはまいった。すごいとしか言いようがない。泉源の鉄管は4日に一回交換している。
なぜならすぐに塩分が結晶して詰まってしまうから。温泉の塩分濃度は4.5%、
海水の1.5倍だ。マントル対流で潜ったプレートに引き込まれた600万年前の海水だ。