今日は2つ修理に挑戦
一つは引き延ばしレンズ、もう一つは昔の距離計式フイルムカメラ。
まず引き延ばしレンズの分解、レンズの前玉と後玉ははずれた中間の2つははずれない。
そこにカビがある。どうしても無理、ま、中心だけきれいだからいいか。
つぎに昔の距離計式カメラ。これは後玉の全面つまり内部にカビがある。ひどい。
カメラを前から見ても前玉はきれいなのでわからない。しかし、シャッターを
Bバルブにして開けっぱなしにして良くみるとほとんどカビだらけ。これでは
写真は無理。
おまけにいじっていたら動きが悪くなってきた。シャッターが時々切れない。
ドライヤーで温めたら少し調子が戻ってきた。
後玉を外すのは無理だろうなと思いながらも少しいじってみたら、なんと
動くぞ!そこで少しづつ回していったらとうとう外れた!
カビのひどいのが現れた。まずこれを殺す。アルコールをたっぷりかける。
しばらくしてすべて拭う。もう一度アルコール。3回ぐらい繰り返す。
ほぼ面積の半分、中心部分はきれいになった。これでも普通に写真は撮れる。
しかし、周辺の汚れはまだ落ちていない。今度は綿棒にレンズクリーナー液を
つけて拭ってみた。なかなか変わらない。根気よく磨いていたら少しづつ落ちてきた。
85パーセントから90パーセント落ちたので、大分きれいになった。
最後に取り付けだが、回し方でピントが変わるはず。半透明のプラスチック袋を
磨りガラスの代わりにしてフイルム面に置き、バルブでピントが合っているか
確認する。2.8と書いてあるピント、意外と近くにあってるぞ、困った。
と、思ったらメートルではなくfeetだった。feetは約30cmだから最短80c
mか、だいたい合ってる!!よし、止まるまで締めてと・・・終了!!
これでフイルムを入れて撮って見よう。きれいに昔の写真が再現できるかも。
posted by レンズマン2 at 00:36|
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日記
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