2016年09月29日

宇宙の広がりと宇宙の地図

宇宙というのはどこまでひろがっているのだろう。
近い星もあれば遠い星もある。
近いと言っても光の速さで数年かかる。数年なら近い方なのだ。
近いと言っても遠いのが星だ。
で、いろんな星があるものを私たちは同じような方向にあるだけでそれを
線で結ぶ。結んでかってにつないで星座にしてしまっている。
隣にあるように見えるだけで、奥行きは全く違うかもしれないのに。
でもとりあえず星座を覚えることは星に親しむことになる。
私たちは地球から離れないし、太陽の周りを地球といっしょに
3億キロの直径の円を描いて回っていても、宇宙からすれば
動いてないに等しいくらいなんだ。だから星座の形はほとんど変わらない。
そこで無限遠の球を想像してそこに星を配置したのが天球だ。
まあ天球儀は無限遠というわけにいかないから、それを縮小したものと
考えてくれ。見かけの星の動きを知るにはこの天球の考え方が便利だ。
パソコンで星座の動きを表示するときも天球を想定して計算して表している。
非常に便利な考え方なんだ。だから、
宇宙が丸いわけねーとか、有限じゃないのに馬鹿だね、なんて思っているあなた
そんなことはわかったうえで使ってるんだ。この考え方がわかればパソコン上で
動いていく星が数式を使って表示できるし、プラネタリウムだって自分でできる。
そこに気が付いた人は天球儀がどれだけすごいかわかると思う。
プラネタリウムの前に人が入る天球儀があったそうだ(天井に穴があいて星に見える)。
しかし、エジソンが電球を発明すると、「まてよ、天球儀のようなものに穴をあけ
中から電球の光で投影すれば人が入った部屋をわざわざ回さなくてすむ」
「投影機を回せばいいんだ」と気が付いた。スクリーンだって有限な壁じゃないか。
あとは想像力の問題。天球儀を外からみたら確かに裏がえしだ。しかし透明球体の
中に入ったとしてみれば正しい形を見ることもできる。のぞいて想像すればよろしい。
たしかにプラネタリウムはすばらしいし、本物そっくりのような感動があるだろう。
でも、実際に星空観察しなければ疑似体験であることにかわりはない。
天球儀や星座早見盤で確認しながら実際の観望を楽しんでほしい。
posted by レンズマン2 at 23:11| Comment(1) | 天文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
プラネタリウムは星に興味を持つ導入には
最適で、最初はぜひ見たほうがいいとは思う。
まず実際の星空観望、補う意味でプラネタリウム
だんだんわかってきたら星座早見盤、そして
また星空観望、もっとわかってきたら
天球儀の順かもしれない。そう考えると、天球儀は案外レベルが高いのかもしれない。
ということは、この天球儀と同じ大きさの黒い球体に穴をあけ、中に超高輝度のLEDを入れて
投影機を作って比べさせることが必要か。
Posted by レンズマン2 at 2016年10月02日 09:12
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