ご近所のおばあちゃんが倉庫の中を片付けていた。
そのなかに洗い張りというか、張り板と呼ばれる昔の道具が
あった。子供の頃、見たことがあるが浴衣などを洗って糊を
つけてこの板に貼り、乾かすものだ。そうして乾いたらはがすと
糊がきいて浴衣がぱりぱりになって着るとき気持ちいいのだ。
昔のひとはこれが嫁入り道具で何枚かもっていったのだ。
子供の頃は1m80くらいの板だと思っていたが、このおばあちゃんが
ゴミに出そうとしていたものは1m50cm位だった。
今日もおばあちゃんは倉庫を片付けていたがもう張り板はなくなっていた。
話は少し変わるが、昔のもので実物を見たことがない場合、ヤフオクなどで
昔のものが出ている場合がある。そういうのを調べれば、画像だけはいただく
ことができる。(もちろん著作権には気をつけて)。すくなくともどういうものかは
知ることができる。なので、ヤフオクの使い道で、画像だけのコレクターっているかも
知れないですね。(ふとひらめいた)
貴重な品物で、オークションに参加できないけどどんなものか知っておきたいとき
ヤフオクの写真はかなり有効ですね。
昔に比べて刻一刻と科学の進歩はめざましい。人類の起源などもどんどん最古の化石が
見つかっているので、教科書も変えなくてはならない。なのに、私たちは変化に対応
できていないのではないか。常に最新のものはチェックし、取り入れていきたい。
しかし、最新と言ってもそこに至るまでの話をうまく説明できる人がいないように思う。
どういう経過で今があるのか。真空管からダイオードやトランジスタにどう移行していったのか。
電球、蛍光灯、LEDとどんなメリットがあるのか。時代の流れをしっかり説明できる人が
教科書を書くべきだし、教えていかなくてはいけない。かっこいいばかりではいけない。
もし、新興国の人が教科書を作るとしたら今からさかのぼってこれこれこうだから今がある
、各段階にはそれぞれ意味があったということを教えるだろう。そうすれば
これからのその国の研究はどうしたらよいかはっきりと見えてくるに違いない。
ちょうど日本が西洋の知識をどん欲に学んでいった時代のように。
やっぱり自分の見たz長さはあっていた。塀より高かったと思う。
もしかしたらおばあちゃんのところで切って短くして何かに使ったのかも。あるいは色々なサイズがあるのかわかりませんが。
オークションでは6000円で出品されて板。