2013年11月25日

昔の教育、昔の本

ちょっと前の燃えていた時代、欧米からすぐれたものを学ぼうとしていた時代、
その時代の人が書いた教科書はどこか今とちがう。それは物事の本質を見極め
何が大事なのか、何を学べばよいのか、学問のどこがおもしろいのか、そして
後に続く者がどんなことをこれから学べばいいのか、そんな視点をもって記述
されているものが多い。したがって絶版となった書物の中にすばらしいものが
たくさんある。内容の新しい古いではなく、どう述べるか、どう導いていくか、
という展開の組み立て方、すなわち大事なことはどういうことで、どうやって
伝えようとしているかという構成を見なくてはいけない。ときどき、これらを
焼きなおして自分の著作のようにしてしまっている輩がいるが、それでも後世
に伝わっていかないよりはましかもしれない。
図書館や学校図書館では古い本をどんどんすてていて、同じ内容の文学全集な
どは新しい紙で読みたいが、絶版となった書のなかにすぐれた価値のあるもの
がたくさんあるのでそれらを見極めることのできる人が司書になってほしい。
posted by レンズマン2 at 08:32| Comment(0) | 教具整備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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