かろうじてネガ、白黒ともまだ手に入る。
カラーネガより白黒の方が高い。
だいたい千円以上で1300円のものも普通にある。
カラーは700円ぐらい。
カラーはプリントも自分で出来ないのでその分も
注文するからまあ採算があうのかもしれないが、
白黒は自分で現像できるからだろう。
1300円も出すのはちょっとやだなと思うが、
10本で10000円のを買うか、
長巻30mを1万円で買うか(約20本とれる)
そしてそれを取り終わったらもう最後にしよう。
時代とさよならするのだ。などと考えている。
(ずいぶんねばるけど・・・・)
150年くらいの銀塩写真の時代が終わる。
まさか終わるとは思ってもみなかった。
映画もそうだ まさかデジタルで映画館で見るなんて
誰が予想しただろう。リールに巻き取りながら
見るのが映画だと思っていた。
報道写真家で16ミリの動画の時代は瞬間だったかも
しれないけど、ずいぶん戦場に16ミリのカメラが行って
写しまくったと思う。8ミリは家庭一般だが、16ミリは
プロの使うものだった。大阪万博でアイススケートショー
を見たとき、隣のおじさんが(たぶんセミプロ)16ミリを
回していたのを覚えている。それから10年ぐらいたたないと
ビデオの時代は来なかった。
重いビデオコーダーを持って、重いビデオカメラで採る時代は
最初だけであっという間に小さなビデオカメラになっていった。
もう現代ではテープやフイルムさえいらない。メモリーに記録
させるだけだ。
車も変わろうとしている。どんなにその時代最先端でもまた素晴らしい
発明でも終わりはやってくる。流れがあるからだ。しかたのない
ことなのだろう。人間ってやつはまったく・・・