2021年06月16日

白黒フイルムはまだ売っているのか?

かろうじてネガ、白黒ともまだ手に入る。
カラーネガより白黒の方が高い。
だいたい千円以上で1300円のものも普通にある。
カラーは700円ぐらい。
カラーはプリントも自分で出来ないのでその分も
注文するからまあ採算があうのかもしれないが、
白黒は自分で現像できるからだろう。

1300円も出すのはちょっとやだなと思うが、
10本で10000円のを買うか、
長巻30mを1万円で買うか(約20本とれる)
そしてそれを取り終わったらもう最後にしよう。
時代とさよならするのだ。などと考えている。
(ずいぶんねばるけど・・・・)

150年くらいの銀塩写真の時代が終わる。
まさか終わるとは思ってもみなかった。

映画もそうだ まさかデジタルで映画館で見るなんて
誰が予想しただろう。リールに巻き取りながら
見るのが映画だと思っていた。

報道写真家で16ミリの動画の時代は瞬間だったかも
しれないけど、ずいぶん戦場に16ミリのカメラが行って
写しまくったと思う。8ミリは家庭一般だが、16ミリは
プロの使うものだった。大阪万博でアイススケートショー
を見たとき、隣のおじさんが(たぶんセミプロ)16ミリを
回していたのを覚えている。それから10年ぐらいたたないと
ビデオの時代は来なかった。
重いビデオコーダーを持って、重いビデオカメラで採る時代は
最初だけであっという間に小さなビデオカメラになっていった。
もう現代ではテープやフイルムさえいらない。メモリーに記録
させるだけだ。

車も変わろうとしている。どんなにその時代最先端でもまた素晴らしい
発明でも終わりはやってくる。流れがあるからだ。しかたのない
ことなのだろう。人間ってやつはまったく・・・





posted by レンズマン2 at 00:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする